吹奏楽の聖地「普門館」解体へ

吹奏楽の聖地

高校野球の聖地は「甲子園」。吹奏楽の聖地といえば・・・「普門館」

吹奏楽の甲子園として長年親しまれてきた吹奏楽の聖地「普門館」が、耐震性の関係から2018年12月にも解体されるようです。

理由は「耐震性」

1970年に完成した「普門館」。

構造そのものは、震度7の地震に耐えることができ問題はなかったようです。

しかし、ホールの天井が十分な耐震性が確保されておらず、大地震の際は天井落下の危険性が高いとされ、東日本大震災以降、使用が中止されていました。

吹奏楽のシンボル的存在

ファンから「吹奏楽の甲子園」と呼ばれ、吹奏楽コンクールの会場として長年親しまれてきた「普門館」。

学生時代に吹奏楽を経験したきた者にとっては、きっと目標や夢ともいえる特別な場所だったことと思います。

ステージに立った人よりも、むしろステージに立てなかった多くの人が別れを惜しんでいるのかもしれません。

ちなみに、上々楽団のメンバーも、約半数が吹奏楽経験者です。

「吹奏楽の聖地」として長年親しまれた普門館(東京都杉並区)が今年の冬にも解体される。耐震性の問題からホールの使用を中止して約6年。ついに姿を消すことが決まり、吹奏楽の関係者からは惜しむ声が上がる。

建物全体の使用は今年11月に終え、翌12月からの工事は約2年かけて行う。跡地は緑地にする計画という。(朝日新聞記事

 【参考】全国吹奏楽部員があこがれる巨大「聖地」 東京・普門館